高周波・電気治療とは?

高周波・電気治療

高周波治療では、高い周波数の電気を流します。人体は高い周波数の電流に対して感度が鈍くなる性質があるので危険が生じません。そして菌の部分で発熱を起こしその熱で菌をなくしてしまおうというものです。

何よりも、患者様の「痛み」への負担をやわらげ、治療期間も短くすることができることが魅力です。

高周波治療は歯科全般に応用できますが、特に根管治療(根の病気)や歯周治療(歯茎の治療)に有効です。

1. 抜髄

高周波は、細いところへ流れる特性があります。細いところは、電気抵抗が高いのでそこで発熱をします。この特性を生かしたのが高周波電気抜髄です。
このように、根管内にチップを挿入し通電を行います。この状態で細いところへ高周波が流れますので、根尖部分と側枝が一番強く発熱をし、歯髄が蛋白凝固されます。
この原理によって残髄もなく根管が滅菌されます。

2. 感染根管

最初に根管内で通電をし、根管内を滅菌します。この際根壁にチップを沿わすことで側枝も滅菌できます。
次にチップを穿通させ、病巣内の最近に対して高周波の熱で細菌の減少をはかります。

3. 歯周病

専用Pチップ (コーティングされて先端部1mmで通電・左下図) をポケット内に入れ細菌を減少させます。
※通電時間は0.01秒から0.1秒と短い通電を繰り返し行います。高周波の熱を利用しますが秒数が短いため治療中の痛みはほとんどありません。