当院の入れ歯治療

当院の院長は、歯科医師になって以来、35年以上（※）に渡って数多くの入れ歯治療を手がけてまいりました。入れ歯治療のポイントは「事前の診断」と「精密な型取り」、そして「丁寧な調整」です。これらを確実に行うことで、よく噛めて痛みが出にくく、外れにくい入れ歯を作ることができます。

既に入れ歯をご使用中の患者さまに対しては、何が原因で現在の入れ歯が合わないのかを、あごの骨格からお口の中の状態まで丁寧に検査・診断します。そして患者さまそれぞれの状態・症状に合う方法で、しっかりお口にフィットする入れ歯を作成いたします。保険治療の範囲でも「よく噛める」入れ歯を作ることが可能ですが、よりご自身にぴったり合う入れ歯をお考えの方には、自費のものがおすすめです。

（※2018年現在）

保険適用の入れ歯と自費のものの違いは、使用する材料と作成工程です。限られた材料と工程のみの保険治療に対し、自費の入れ歯は患者さまの症状やご希望に合わせ、オーダーメイドでお作りすることが可能になります。見た目の美しさはもちろんのこと、痛みなく快適に使える、よく噛める、長持ちする、といった点にこだわる方にもきっとご納得いただける自費の入れ歯をおすすめしております。

入れ歯の作成にあたって、当院では型取りの道具に「個人トレー」を使用しています。この器具は、規格の決まっている既成品に比べて、患者さま一人ひとりに合わせた精密な型取りを実現できます。精密性を高めるため、さらには変形が少なく精密な型をとることができるシリコン製の特別な材料も採用しています。

こうした工夫とこだわりで、質の高い入れ歯を患者さまにご提供しています。

入れ歯をただ作るだけではなく、作成後には患者さまの歯ぐきの形に合わせ、隙間ができないように入れ歯の内面を少しずつ削りながら調整をしっかり行います。この作業を繰り返し丁寧に行うことで、患者さまのお口にきちんとフィットし、痛みやガタつきの少ない、より良質な入れ歯に仕上げています。